◆ ノアの方舟が創ったユートピア、クラブノア・イザベル ◆


 「クラブノア・イザベル」(Club Noah Isabelle Resort Hotel)は、フィリピン共和国・パラワン州、北パラワ ンのタイタイ湾に浮ぶ面積40ha.のアプリツト島(Apulit Island)に開発されたプライベート・リゾートで、コバルト・ブルーの珊瑚礁の海と白砂のビーチに囲まれ、入江 の両側には水上コテージが並ぶロマンチックなリゾートです。

  島全体がリゾート所有のアイランド・リゾートで、東側コテージ先端の岩山に建つ大きな十字架はリゾートのシンボル。リゾート前の海中にはナポレオンフィッシュ ‐ハンプヘッド(メガネモチノウオ)やローニンアジなどの大物回遊魚やハタ、クマノミなどの熱帯魚が群舞していて、さながら水族館のようです。

 海に面したバルコニーを持つコテージ(カバナ)は50棟全70室。全て独立棟になっていて、全室エアコン、温水シャワーを完備しています。このうち西側ビーチ前 の20棟40室はファミリー・コテージで、全棟2階建ての2部屋。西側ビーチの最奥には地中海風のお洒落な水上レストランがあります。

 メインのレストラン兼クラブハウスは、高天井の大型三角屋根でひときわ印象的です。 クラブハウスの前にはミニ・プールとジャクジー。クラブハウス裏の崖上のロック・バーもユニークです。 109個の階段を登った高台から眺めるリゾートのパノラマは絶景です。夜は南十字星に思いをはせながらグラスをかたむけるひと時はまさに至福の時間です。

 食事はシーフード、コンチネンタル中心のビュッフェとフルコースで、おかゆ、刺 身、寿司、ソーメン、モンゴリアン・バーベキュー、フォンデューなどバラエティに富 んでいます。食事の場所もクラブハウス・レストランや水上レストランの他、ビーチ やプールサイドでのサンセット・ディナーなど、つねに趣向を変えてゲストを飽きさ せることがありません。

 アクティビティも、スキューバ・ダイビング、スノーケリング、ウィンドサーフィン、シーカヤック、水上スキー、フィッシングの他、 リバークルーズ、タイタイ町やダナオ湖に遊ぶツアーなど多彩です。また、スノーケリングがおすすめの「イスラ・ブランカ」、大理石の大洞窟「パベリョン」等々、魅力あふれる島々がたくさんあります。

 自然優先主義。リゾートには国花サンパギータをはじめ、ブーゲンビリアやハイ ビスカスなどの南国の花々が咲き乱れ、夜は虫たちの大合唱と満天の星の輝 き。周辺の海域には、いまだ手つかずの小島が点在し、時には人魚のモデルと いわれるジュゴンがやってくることもあります。島の動物たちも植物も海の魚たちも、みんなリゾートの仲間です。

 心のふれあい。美しい自然と動植物、それにハイレベルな諸施設を持つリゾート ですが、クラブノア・イザベルの真の素晴しさはマネジメントとスタッフが一体となってのゲストサービスです。
  リゾートには日本人スタッフが滞在したりして、きめ細かなサービスを提供しています。またスタッフの大半は地元タイタイとエルニドの出身者です。ちょっと恥かしがりやの、素朴で純粋なハートはパラワンの美しい自然そのものです。明るく陽 気なスタッフたちの演出がリゾートライフを盛り上げています。

  リゾート到着時とチェックアウト時にスタッフ総出で行われる送迎音楽やディナータイムに行われる民族舞踊、“天国の創造”をテ ーマにした聖劇やミュージカルなど、すべてスタッフ自前の演出で、ゲストとの心のふれあいを追求しています。

 「クラブノア・イザベル」、そのネーミングにこそリゾート運営の思いが込められています。 旧約聖書の創世紀に登場する『ノアの方舟』伝説。神の啓示を受け、新たに人類の歴史を創った ノア一族と動物たち。クラブノア・イザベルがオープンに至るまでの道程はけっして平坦ではありませんでした。
  空撮写真でご覧のように、アプリット島は正真正銘の秘境の地です。できあがったリゾートを見るにつけ、 ここに至るまでの悪戦苦闘がしのばれます。

 クラブノア・イザベルのマネジメント・サイドと地元出身のスタッフたちは、運命共 同体である『ノアの方舟』に乗り、夢と希望を抱いてこの新天地を開拓しました。 スタッフ全員の今日に至るまでのひたむきな気持ちが高いレベルのリゾート・マネ ジメントを維持しています。これからも美しい自然の保護と心のふれあいをテーマ に、天国の創造あるいはユートピアの実現をめざしてさらなる飛躍が期待されるリ ゾート、それがクラブノア・イザベルです。

海のプロ集団の夢の結実「クラブノア・イザベル」

 クラブノアのリーダー、本間さんは、エルニド・リゾートおよびクラブノア・イザベル の創造者です。いち早くからフィリピン、パラワンの海の素晴らしさに気づいていた 本間さんは、1970年代の前半からクラブノアの青木さんや前田さんたちと共にダ イビング・クルーザーでパラワンを含むフィリピン各地の海を航海し、フィリピンの 海を知り尽くしたうえで、パラワンのリゾート建設を決意しました。その間に知り合 ったフィリピンの海の仲間たちと共にリゾート運営にあたり初めて思想(理想)を持 って真剣に取り組みました。

 本間さんの話「天国(人類究極の世界)の創造、シャングリラ、ユートピア、争い のない世界、心の安らぎ、といったようにテーマと思想を持った共同体としてのリ ゾート創りを目指したい。それは美しいパラワンの自然と人々をもってすれば可能 だと考えます。より天国に近い世界をリゾートに再現し、奉仕の精神でツーリスト をおもてなししたい。“素晴らしいリゾートは素晴らしい人々によって創造される”と いうメッセージを伝える作業ともいえます。  米国同時多発テロの9.11以降は他のリゾート同様、メッセージを伝えたくても ゲストはほとんどゼロの状態で、死に体同然でしたが、皆で助け合うという“ノア の方舟”だったからこれまでの苦難を乗り切れたと思います。リゾート滞在のお客 様も一緒になってこの“ノアの方舟”に乗ってheavenを共有していただきたいと思 います」。

 まず、パラワンの素晴らしい自然とそこで育った美しい人々がいて、そのフィリピ ンの自然と人々の良さを十分に理解した日本人が共同で所有・運営するクラブノ ア・イザベルは幾多の困難を克服して世界でも例を見ない“情の通った、心温ま る”リゾートを作り上げました。クラブノアの滞在は他のリゾートでは感得できない 心に残る体験を約束し、そして“必ずもう一度いきたい!”と願わずにはいられな いような感動的なものになると確信しています。

                          文:一村五男(フィリピントラベルニュース編集長)


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